【 駄々っ子将棋卒業法 】

31.準得意な戦型も用意しておく

 

強くなる途中の段階で

いろいろな戦型にハマってきたと思います

 

右四間で初段前後まで 左美濃で二段前後まで

居飛車穴熊で三段前後まで

 

早石田で初段手前まで 立石流で二段まで

ゴキゲンで三段あたりまで など

 

行き詰まるごとに戦型を変えてきた人も

いらっしゃると思います

 

遠い記憶を呼び起こしながら

今指しているメインの形以外で

今でも指せそうな形はありませんか?

 

ときどき思い出しては

本を読み返してほしいんです

 

手順と手筋の復習に使うんですけど

手筋を忘れ続けていくことを防いでおくと

 

突然の相手からの不意な攻め筋に

意表を突かれることなく 対処できます

 

 

得意形・準得意形 と

二段構え それ以上に 備えておくと

最終的に駒組みを落ち着ける場所がたくさんできます

 

 

緊張感は 持ちつつも

落ち着いて指したいですよね

 

 

 

【 編集後記 】

 

 

『 消えた戦法の謎 』『 消えた戦法の謎2 』

( 2も出ていましたよね? 多分 ・ ・ ・ )

 

自分が指す得意形のほとんどが この中に入っています

 

 

急戦矢倉・矢倉中飛車・左美濃急戦

今でも指せないこともないですけど

自信を持って指せないことに悶々としています

 

 

 

32.困ったときの戦型を用意する

 

『 困ったときの銀冠 』

( かつて書いた気がします )

 

何をやっても勝てないと思ったときでも

いつか必ず 次に指す機会がやってきます

 

得意形をずっと指しているのに

負け続けて 指すのも嫌になった

 

相手が毎回変わっているのに

何度指しても 一番嫌な形で対抗してくる

 

いつも指している形と

まったく異なる系統の戦型で

気分転換もかねて 全力で指してみる

 

対局中は違和感だらけで ぎこちなくても

結果として 勝っても負けても新鮮さを感じます

 

 

何をやっても勝てないから

脱するために 惰性で同じ形を指すのではなく

毎回 新しい形・気持ちで指してみてください

 

 

 同じ形で突っ張れるなら

 それはそれで越したことはないんですよ

 

 

 

【 編集後記 】

 

銀冠を指しているのかといわれると

そうではなく『 三間飛車 』を指しています

 

気分転換になるかどうかは別として

 

居飛車から振り飛車となると

玉の形や攻めの形 捌きの構図

考え方がまったく変わってきます

 

『 四間飛車だけは 何があっても指さない 』

 

そこまで こだわってはいないですが

特定形を除いては 採用率は異常に低いです

 

 

 

33.1つ負けても規定以上は下がらない

 

将棋倶楽部24でのレーティング対局の場合

最大格差での対局でも32点以上下がりません(よね?)

 

一つ負けたときに意識することは

点数が下がって 次どのように指せばいいのか

 

連敗したときに意識することは

さらに連敗しないようにするには どうすればいいのか?

 

三連敗したときに考えることは

『 なぜ 三連敗したのか? 』

 

さすがに三連敗すると 指し方や相手の選び方

対局姿勢など 振り返る必要が出てきます

 

同じ点同士で指すことを

標準として 高めと指す 低めと指す

 

指す前に 意識を変えないといけないですよね

 

 

 負けてもあまり減らない

 負けるとタイヘン

 

負けてタイヘンと思うなら 最初から指さない

 

 

このあたりの点数の要素も

対局に影響してきます

 

 

二局以上指す場合は これ以上下がると今日はやめておく

という目安を用意しておいた方がいいですよね

 

 

 

【 編集後記 】

 

将棋倶楽部24でのレーティング対局で

ずっと気になっていることなのですが・・・

 

400点以上のレーティング数値差で

平気で挑戦している人が居ますよね?

 

受けなければいいのですが

挑戦している人の棋譜を

たまにのぞくことがあるんですね

 

・ 本当に強くなりたい純粋な人

・ どうしても勝ちたい奇襲系の人

 

あとたまに居るのが

初段位の一番下に居る人めがけて

バンバン挑戦しにくる人

 

受ける側とすれば「 何のために? 」

「 点数が欲しいだけ? 」と思ってしまいます

 

実際に指してみると ただ振り回して自滅

( たまに喰らうと 余計に腹が立ちます )

 

あいさつもなく去っていく

という 非礼までついてきます

 

 勝ってもいい気がしない将棋も

 はじめから避けた方がいいですね

 

 

 

34.本当に不甲斐ない負けの場合は割り切る

 

自分の点数が大暴落した後のリハビリ途中に

たくさんの人を巻き込みますよね?

 

同じ立場の人が自分だけではないので

自分が反対側を持つことも当然出てきます

 

 

・ 敗因が分からない

・ 信じられない負け方をした

・ 粘ろうにも抵抗のしようもなかった

 

 

『 相手が分不相応だった 』

 

それが確信できるときは

その将棋のことは忘れてください

 

 

 

【 編集後記 】

 

自分が指すときはどちらの立場に立っていても

『 分不相応 』であることを忘れてしまいますよね

 

 強過ぎる・・・

( 弱すぎる・・・ )

 

その後 何か月分かの棋譜を

見直して ようやく納得します

 

「( あー 降ってきた人か・・・ )」

 

連勝を止めたくないときの

大事な一局に降ってきた人と対局

 

 

負けて キレて 連敗して

自分の点数 が 今度は大暴落する

 

 

他人の点数背景まで考えてみると

いろいろなことに気付いて先回りできますよね

 

 

 

35.不毛な将棋もすぐ忘れる

 

どう考えても 序盤で振り回して

それだけで勝とうとする人の将棋に付き合わされる

 

慎重に指して 勝っても イライラします

慎重に指して 負けても カリカリします

 

何度考えても どう考えても 『 不毛 』

そういったときも 忘れるのが一番です

 

次の対局に影響が出ることが

最も精神衛生上よろしくありません

 

 

 次は しばらく指さない

 その前の対局の棋譜を検索して見直す

 トイレに行く お茶を飲むなどして休憩する

 

 

現実的に 時間を損しているのですが

時間を損したとは 思い続けないでくださいね

 

 

 

【 編集後記 】

 

98香車 99角 88飛車の瞬間に

投了して『 意味がない 』 と 言って

その日はもう戻ってこなかった人が居ました

 

指した張本人はどう思っているのでしょう?

( 実名だったら 指すのかなぁ・・・ )

 

 

あと、挨拶せずに去っていく人の中に

大楽勝の場面から終盤だけで逆転されて

無言で消えていく人が居ます

 

 

「 ありがとうございました 」

を ぽちっと押すだけでいいのに

それだけの作業も イヤなんでしょうね

 

 

 

36.不毛な将棋も一つの将棋

 

指す気がないときに見て欲しいのが

自分が指した『 不毛な将棋 』です

 

不毛であることは間違いないのですが

影響されて 振り回されるということは

結末・狙い・最終形を知らないからですよね

 

知ってしまうと ノータイムで ついていって

しかも組み上がると その時点ですでに 完封

 

指している側は どこかで仕入れているので

その将棋を指している 指して勝っている

よく分からない 蓄積が必ずあります

 

一手一手 意図をさぐりながら

分析してみると 案外面白いかもしれませんよ

 

 

 

【 編集後記 】

 

上の文章を書きながら複雑な気持ちになりました

『 気持ちの抵抗 』 が 結構キツいんですよね

 

おもしろいのは指している側だけでしょ?

( まったくイメージがつかめなかったりします )

 

今の時代は 部分限定での棋譜検索もあるだろうから

すぐ検索結果に出てきて 解析できそうですよね

 

さすがに あの 99角は 気が乗らないです・・・

 

 

 

37.王道将棋を目指す

 

王道主流の将棋は変化が多過ぎてタイヘン

 

決定版が出ていないから 次から次へと手順も変わり

そのたびに 変化の細かいところまで覚えるのがしんどい

 

それでも参考棋譜は山ほどあり

自分の手元に変化のその後も手に入りやすいです

 

自分だけが強くなりたい時期を過ぎ

そろそろ全般的な知識を手に入れないと勝てない

 

そう感じたときに現在の主流や流行

かつての主流や流行について調べてみて

 

プロからアマチュアに流れてくる

『 今の形 』を研究しながら自分に吸収させる

 

その形に鞍替えはしなくても

『 いつでも その形は 指せます! 』

くらいにはなっていたいですよね

 

 

 

【 編集後記 】

 

『 三間飛車に居飛車穴熊 』

『 角換わり右玉に早繰銀 』

 

まったくの個人観ですが

天敵のような形があると面倒ですよね

 

滅多に指す人が居ないので それでも指し続ける

 

限定形しかない場合

その形だけしか指せないこともあります

 

『 四間飛車に棒銀 』

 

棒銀だけしか有効打がないのでは?

という時期もあった気がします

 

 

で 本文とここで言ってる主流って何?

( 矢倉 と 四間飛車です。。。 )

 

 

 

38.常に将棋への姿勢・土台づくりを意識する

 

インターネット将棋で指すことをメインにしてしまうと

将棋の盤・駒があって 相手が居て 礼節があること

これら すべてを忘れてしまいます

 

相手が目の前に居ても居なくても 

画面であろうと 人の前であろうと

将棋をしていることには変わりません

 

人への礼節がうるさい・わずらわしいと感じても

構わないのですが将棋に対しての礼節は忘れないでください

 

実は 結局 同じことになるんですよね

 

自分独りでは 将棋を指すことができないので

誰にも相手にされない以上 人と指すことはできません

 

画面の前に向かっているので

実際は 誰も見ていないのですが

 

見られていないときのクセが

見られているときに出るかもしれません

 

 

ついでに 日常生活のバランス感覚を身に付けるために

ネット環境に流されないように メリハリをつけるために

 

 将棋における 持ち時間の使い方

 日常生活における 自分の持ち時間の使い方

 

 決めに行くときに 踏み込むタイミング

 日常生活で 新しいことへ 踏み込むタイミング

 

など 日常生活を増強させる土台づくりに

将棋の感覚や知識を転用させられるようになると

 

いちいち『 新しいことをする 』という

面倒な感覚にならないので便利です

 

 趣味に どっぷりハマりながら

 それでも 趣味にハマり過ぎない

 

そういった日常生活の土台づくりも意識して

将棋そのものに取り組んでみてください

 

 

 

【 編集後記 】

 

時間のムダづかいのために自己嫌悪

それで こころの健康を害して やさぐれる

 

もったいないですよね

 

一局ごとに 時間の使い方まで 勉強できる

という めずらしい趣味に取り組んでいるのに

その趣味のために 時間を浪費するのは残念ですよね

 

逆利用してナンボです

 

日常生活の時間繰りへの挑戦も

意識してくださいね~

 

 

 

39.一手ごとに意味を振り返るためひとり感想戦をする

 

指す気がないけど将棋は指したい

そんなときは ひとり感想戦に取り組む

 

インターネット将棋だと

自分が印象に残った人の対局の棋譜検索もできますよね

 

自分の将棋が参照外のものばかりだったら

強い人や筋がいい人の棋譜を見て将棋観を修正する

 

指し手や指し回し 一手ごとの時間の使い方

別の人の将棋そのものへの考え方を吸収して 自分を変える

 

特定の人の将棋が勉強材料になると

自分自身が指さなくても 自分以外の

その特定の人が指すごとに勉強材料が手に入ります

 

自分が指さない時間・期間が長ければ長いほど

棋風を変える機会が長く・大きくなります

 

 

『 ラクして将棋と自分も強くなる 』

・・・ 語弊ないですよね?

 

 

 

【 編集後記 】

 

情報化・デジタル化の恩恵を目一杯に利用する

 

巻き込まれるのではなく 流れから出て

自分で流れを見ながら 上手につかる・出るを繰り返す

 

上手にサウナをつかう みたいに

時間の流れのつかみ方も試してみてくださいね

 

 

 

40.自分の将棋のすべてを思い返す

 

将棋における自己整理

 

自分が今の位置にくるために してきたことを

一度くらい振り返ってみませんか?

 

振り返ることで 今度は 時間短縮して

さらに強くなる方法が手に入るかもしれません

 

振り返ることで使っていた戦型で

もう一度ガッツリ指したいものを思い出す

 

手筋集を読み返して

使いたい手筋が見つかったから

得意形を新しくつくり直したくなった

 

消えた戦法と認識されていたので諦めていた

元・得意形の掘り下げの機会を得られそう

 

自分の将棋をぜんぶ思い返すことで

新しい気付きをもらえるかもしれないです

 

 

 自分の将棋を整理整頓することで

 ちがう方向から 今よりもっと強くなる

 

 

しかもカベに当たらない

可能性もあるかもしれませんよ

 

 

 

【 編集後記 】

 

書き続けていくことで

思ってもいない角度から

 

自分も強くなる方法が手に入るかも?

と 書きながら感じています

 

 

書きながらだけでも

将棋観を自己整理できている

という恩恵にもありついています

 

 

『 書くことの効果 』を 自分で感じてます