【 駄々っ子将棋卒業法 】

21.深呼吸しながらじっくり指す

 

息してます? ・ ・ ・ 対局中

 

将棋の形勢が苦しくて 息苦しくなってきているとき

本当に息苦しくもなっていたりしませんか?

 

酸欠状態で指していても勝てないです

勝てる将棋までも 落としてしまいます

 

ポンポン手拍子で指しているときに

一番いけないことは 意識して呼吸していない

 

こんな 何でもないことのような気がしてきませんか?

 

毎回深呼吸しながら指していると

『 絶対に落ち着いて指している 』

という気持ちだけは味わえそうです

 

ムダな見落としがあったり

急所を衝く手を指されたときにハッとする

 

「( もしかして 息止めて指してた? )」

 

相手の方が冷静だったりします

 

何でもないことを意識するだけで

負けなくなるのなら取り入れない手はありません

 

 

それで勝ち続けられるわけでもないですけどね

 

 

 

【 編集後記 】

 

対局中の独り言 出てません?

 

「 あー もう 」とか ならまだいいんですけど

「 なに これ? 」「 指さなかったらよかった 」

 

次から次へと浮かんできそうなのですが

・ ・ ・ やめときます

 

息詰まる将棋を指した対局の直後に

こういった独り言が出てきていませんでしたか?

 

自分がそうだったので 何となく聞いてみました

( 独り言をする方でもないんですけどネ・・・ )

 

 

対局中以外の日常生活でも つねに

独り言を言っている人と思って 書いてませんからね

 

 

 

22.勝っても負けても全部を検討し直す

 

自分がやっていないから書いてます

 

嫌気の根元をさぐって 根を刈ります

 

これをするかしないかで

これからが大きく変わると思います

( 自分にも言い聞かせています )

 

 

初手から棋譜を見直して 敗因が見えなかったら

もう一度初手から見直す

 

勝ったときでも相手のまずい手が見えればOK

見えなくても自分の指し手の手順の復習として見直します

 

対局中でしか指すことがない『 謎の一手 』

「( 何で こういった手を指したんだ? )」

 

これは 対局後の時間のあるときに気付くことができて

連戦中は気付くことができず 繰り返すこともあります

 

負け続けているのに 敗因が分からない

( 多分 謎の一手 や 謎の気弱な指し回し )

 

一局ごとに手を止めて原因追及すると

やさぐれ将棋に走らないようになると思いませんか?

 

 

 

【 編集後記 】

 

敗戦した途端にキレて 連戦モードに入る

どう見ても 緊張感も切れて 冷静さも欠いています

 

そして 数時間を経て やさぐれた人に変身

 

点数は最高値より遥か及ばず 気分もやつれて

ヘンな疲れとストレス で 自分自身が充満

 

 

 趣味で将棋を指しているはずなのに

 ストレスが溜まって一日が終わる

 

 

機嫌も悪く 家族に迷惑を掛けたりすると

『 ネット将棋禁止令 』 が 出てしまいます

 

 

 勝負事の良くないところは 自分自身の

 ストレスコントロールができなくなるところ

( 賭け事をしているわけでもないのにね )

 

 

周囲は賭け事が嫌いなのではなく

『 やさぐれた人 』 を 見るのがキライ

 

 

勝っても負けても

平静・紳士な人がイイですよね

 

 

 

23.疑問解決しない・納得がいかないなら次局へ行かない

 

 間違い直しをしない人は 何も変わらない

 

今の学校教育でも こういうことを言ってくれる

先生は居るのでしょうか?( 居ますよね 信じてます )

 

大人も子供も間違い直しをするのが

必須な趣味も 珍しいですよね

 

 

勝っても負けても 必ず敗因はありますよね

( こちらの敗因 相手方の敗因 )

 

どうしても疑問が解決しない場合は

相手が見事な手順だったとしか言いようがない

 

でも相手からすると『 スキがあったから行った 』

 

 

納得がいかないまま次に進んでも

どこかで同じことを繰り返してしまいます

 

納得がいかない負け方をしたときに

『 いつもだったら こうしてたのに・・・ 』

 

この感覚が戻れば 次は大丈夫ですよね

 

 

 

【 編集後記 】

 

インターネットで将棋を指すと

よく 一局目は負けてしまいます

 

クセのように負けてしまうんですね

 

課題を持たず ボーっとしている頃は

ホントに このような感じでした

 

納得がいかない時点から

「 あー なるほどね 」が見えて

 

具体的な修正方法や気持ちの整理ができて

次の将棋を指すと だいたい 勝て・・・

 

 

 連敗もあるか。。。

 

 

 

24.気は抜かない

 

インターネット将棋と実際の将棋盤で

何かが違うと思って 常々指していたのですが

『 相手が見えないから 雰囲気が違う 』

 

初めのころはずっと違和感があったんですね

 

 だってマウス持って将棋指して

 実際に 将棋の駒も持ってないし

 チェスクロックだって 使ってないから

 

 

分かっていただける方 いらっしゃいますよね?

 

 

街の将棋道場で指さなくても 無料で将棋が指せる

当時は 本当に画期的でした

 

今ではそれが当たり前で 海外の人ともつながれますよね

( 感想戦が面倒で英語版の人が居る気もしますが・・・ )

 

でも 画面に向かって将棋を指す ということで

勝手が違うので 気を入れようにも入れられない

 

 

慣れてしまうと 何でもなくなってきますよね

そして・・・ 無料だし リスクも危機感もなく

気の抜けた将棋を 何局指しても平気になってきます

 

 

あとは抜け殻が将棋を指している状態

 

 

惰性で指しても意味がないのに

それでも指し続ける 惰性 ・ ・ ・

 

持ち時間を変えてじっくり指せばいいのに

それすらも めんどくさくなるという状況

 

 

気が抜けたときには ハナから

時間が持って行かれることを覚悟して

長い時間の将棋を指すようにしてみてください

 

合い間に 伸びをしたり トイレに行ったり

こころもカラダもほぐれてきますよ

 

 

 

【 編集後記 】

 

ネットカフェ難民ではなかったのですが

日中の我が身の置き所がなく ストレス回避のため

ネットカフェで 日々を過ごしていたころがありました

 

『 やることがない ・ ・ ・ 』

 

よく指してたんですよね

もう 1日に 何局指していたんだろう・・・

 

日中だけ開いているネットカフェで

朝10時の開店から夜20時の閉店まで

合い間のごはん時間を除いて ずーっと指している状態

 

『 何をしているのかわからない ・ ・ ・ 』

 

 

こんなことしてちゃいけない

と 思うところまで行かず

 

『 明日 どこに身を置けばいいのだろうか 』

我が身の今日と明日の身の置き所のことしか浮かばない

 

 

そんな生活をしていた自分がこうして

今ここで 振り返って 文章を書いている

 

 

・ ・ ・ 不思議です

 

 

 

25.相手が弱くても気を抜かない

 

包み隠さず書きますが たまに ありますよね

負けようがない将棋にしかならないとき ・ ・ ・

 

相手が弱いことが続くと 自分の将棋が弱くなっていきます

『 玉に迫る手 』 を どんどん忘れていってしまいます

 

「 あ この人 強いかも? 」 と感じて

それでも 勝てそうなのに 取りこぼす

 

楽勝で逃げ切れると分かった時点で ゆるめはじめ

大差が小差になって ギリギリ逃げ切って何とか勝つ

 

緩めることに慣れ過ぎて

『 辛い手 』が指せなくなってしまいます

 

大差になっていても 斬り込めるときは斬り込む

詰みがありそうなときは 思い切って詰ませに行く

 

相手のための勉強と思って

遠慮することなく斬り込んでくださいね

 

 

 

【 編集後記 】

 

レーティングどおりの将棋を指していませんか?

 

自分の点数がこんなものだから 相手もこのくらい

このくらいの点数のヒトだから 読みのこのくらい

 

たまにエラい目に遭って 棋譜検索を掛けると

最高レートが異常に高い人が やさぐれていただけ

 

やられてみて気付くんですよね

 

過少でも何でもなく ムラな人だった

相手が見えないって不便なときもありますよね

 

 

 

26.攻め潰す・受け潰す・徹底的に辛く指す

 

徹底性を持っていますか?

 

攻めるときは攻め切る 受けるときは受け切る

もう一歩踏み込んで言うと 攻め潰してしまう

受けるときは 完全に完封して 受け切ってしまう

 

跡形もなくなるくらい吹き飛ばす

手も足も出なくなるようにする

 

 ココまでいかないといけませんよね

 

『 相手に期待・希望・見込みを与えない 』

心を折りに行くように指すことを心掛けましょう

 

 

こういうときは人が画面の向こうに居て

実際には見えないことが功を奏してますよね

 

 

 

【 編集後記 】

 

自分自身の踏み込みが足りないなぁ

と 反省しながら書いています

 

『 堅い・攻めてる・切れてる 』

穴熊ではないけど 姿焼きが出来上がります

 

結構 恥ずかしいですよね

 

この恥ずかしさを超えないといけないのですが

攻め切れると爽快で 攻めが切れると恥ずかしい

 

恥ずかしい目に遭いたくないので

初めから斬り込まないで様子を見る

 

『 相手が詰みまで考えてたらどうする? 』

 

微妙なときに 読み切られていて

自分が一手様子を見ている瞬間に詰まされる

 

そして棋譜を読み返していると

しっかり詰んでたりするんですよね

 

 

「 勇気を持たず 踏み込まない アナタが悪い! 」

 

勇気と踏み込み・・・将棋だけではないですよね

 

 

 

27.強い人の将棋を常に思い返す

 

県代表クラスの人が身近に居たりします?

居るとするとその方が身近な目標になります

 

その人の指し回しや

使っている戦型を真似してみる

 

同じ戦型を得意形にしてしまう

 

 

小粒感丸出しになるんですが・・・

それはそれ これはこれで 続けてみる

 

続けてみると 何となーく

どう指せばいいのかが 分かってきます

 

 

『 教科書に載っていない独特の指し回し 』

聞くしかない・そばで見るしかない手が一杯です

 

 

時間の使い方 や ウソ手の使いどき

通過していいところ 止まらないといけない場面

 

 強い人だから 指せる一手

 強い人だから 通るハッタリの手

 

いろいろ書いていますが

居ない人はどうすればいい?ですよね

 

そのための『 将棋年鑑 』

『 大山康晴全集 』『 羽生善治全集 』です

※ 羽生さんのは別冊での棋譜集です ※

 

羽生さん 対四間飛車には

居飛車穴熊をあまり指していないんですよね

( ちがっていたら ごめんなさい )

 

指し回しと空気感を身に付けるために

棋譜集も使ってみてくださいね

 

 

 

【 編集後記 】

 

相手の読みに呑み込まれると自分の読みが狂います

 

どう考えても指すわけがない手を指し続けて負けてしまう

いつの間にやら相手の読みの軌道に吸い込まれている

 

対局後に気付きます

 

相手の方が強い場合 そして

相手を強いと思い込んでしまった場合

呑み込まれてしまいます

 

逆の立場を持って 勝ったことがあって

読みに吸い込まれたなと指摘されているのを聞いて

( 読みを外す手順も聞いて )

 

 

「あー 吸い込んだのか・・・」と思ったことがあります

 

 

強い人が指す形にそっくりな形で

この場合 は こう指す という手を

自信満々で知らないうちに指していたんでしょうね

 

 

 

28.目標地点までの距離を毎回計算する

 

自分の目標数値を六段と設定してみる

将棋倶楽部24の場合は レーティング数値で2450

 

この2450に到達するには あと何点で

同点レートでの対局の場合 あと何連勝で

最速到達できるのか? を 毎回計算します

 

あまりにも遠い場合は

中間到達点を置いて そこまでを計算する

 

計算しているのと計算していないのでは

その後の対局姿勢がまったく変わってきます

 

たとえ惰性で流れて

嫌気が差すような点数になっていたとしても

 

最速あと何勝で元の位置に戻ることができて

・・・と計算して 目標を立て直した上で

その位置から 毎回仕切り直しができるようになります

 

 毎回 計算するから

 毎回 仕切り直しをすることができ

 毎回 冷静になることができる

 

 毎回 対策を立てることになり

 毎回 計画的に対局ができることになります

 

 

言われてみて 気付くほどのことでもないのですが

趣味でしていることだから と 緩みがちですよね

 

 

 

【 編集後記 】

 

とある街道場主が インターネット将棋時代になって

これから自分たちの経営はどうすればいいのだろうか?

 

と 何となく質問されたことがあります

 

まだまだインターネット将棋が

ここまで伝播していない時期です

 

 

 ヒト対ヒトで指す魅力も

 まだまだあるから大丈夫じゃないですか?

 

と 答えてしまったのですが

いざ伝播してみると 結構タイヘン・・・

 

 

 足を運んで お金を払って

 その日 その場で 楽しむ

 『 相手が居ないといけない 』

 

 

・ お客さんが一人では成立しない

・ 魅力のある人が常駐していないとキツイ

・ 魅力のある人が店主でないと続かない

 

・ 常連さんを呼び込み続ける力がないとつらい

・ 常連さんを楽しませ続ける企画がないと来ない

・ 道場全体の活力になる体制が欲しい

 

 

今ざっと 考えてみただけで これだけ出てきました

 

道場経営の悩みにもっと真摯に答えていればよかった

と 今更ながら反省しています

 

 

 

29.勝っても負けても自分の責任

 

「 まぁ そうなんだけどね・・・ 」

と 思いつつ ついつい不機嫌になってしまう

 

自分の責任なんですけど 連敗すると

自分の責任と思いたくなくなってきます

 

勝ち続けてしまい自分の本来の実力より

上のレートで指してしまうことになってしまう

 

初期設定での段位・級位申請を上に置いてしまい

毎回 キツイ将棋を指さなければならなくなる

 

遠慮して 謙虚な段級位申請をして

案外 勝てないことが続きその位置で定着してしまう

 

 

・ 相手が強過ぎて 勝てない

( 勝てない相手としか指していない )

 

・ 相手が弱すぎて おもしろくない

( 弱い相手としか指す機会がない )

 

 

インターネット将棋でも 長期間指し続ければ

分相応の位置に たどり着くことができます

 

目に見えない相手と勝負し続ける

仮想のような実像のような感じですが

実際に指しているのは 実在する本人です

 

将棋を知らない人にとっては 勝手に

ご機嫌になったり 不機嫌になったり

扱いにくい人 に 思われてしまいます

 

勝っても 負けても 自制心のある

責任ある人として振る舞ってくださいね

 

 

 

【 編集後記 】

 

知らない人にとっては

たかが 将棋一つ なんですよね

 

・ 今 話しかけたら シバかれる

・ 今 話しかけたら 半殺し?

 

ものすごい形相・・・ではなく

真剣そのもので対局している人も居ます

 

たまたま 道場で指していて

一緒に帰るはずだった人が先に帰っていて

 

次に会ったときに聞いたら

「 話しかけられない空気だったから 」

と 言われ ・ ・ ・

 

 

「( そうでもなかったんだけどなぁ・・・ )」

 

 

実際話しかけられたら ホントに

集中力が切れるのかもしれないですね

 

 

 

30.現時点での実力を毎回必ず受け入れる

 

インターネット将棋での早指しとはいえ

毎回 自分自身の実力が点数として表わされる

 

街道場での段級位表示もそうなのですが

「 なんだかなぁ 」という気持ちにもなりません?

 

対局者にしか本当の実力が分からないのですが

結果や数字は後からついてくるので どっしりしていてください

 

抵抗するくらいなら受け入れている方が

余計なストレスを抱えなくていいですよね

 

 

 

【 編集後記 】

 

地域によっては昔々の段級位規定を厳しく守っていて

ある大会で優勝しないと どれだけ実力があろうと認めない

 

意固地な段級位制度のために

とんでもない強い人が過少気味の段級位だったりします

 

知らないでいい余計な情報になるので

対局前にあまり段級位を聞かない方が良かったりします

 

インターネット将棋でのレート数値も

本当は そういうものだったりするのですが

数値指標があるものだから 勘違いしますよね