【 単勝馬券で利益構築-勝ち続けるための利益計画書 】

応用編

実際に運用するに当たっての問題点を解決するための施策を記しています。

行き詰まったときに読み返してください。

 

 

51.利幅をつくる

 

単勝馬券で購入するということは、非常につらいものです。

不的中がいつまでも続くことがしばしばあり、自分の予想に自信を持っていたとしても疑心暗鬼になるときが必ず来ます。

 

しばらく不的中が続いて調子が明らかにおかしい、

どう購入していいのか全く分からなくなったなどの問題点が出てきた際には

狙うオッズについてしばし考え直してみてください。

 

妥協点を下げて、まずは的中を第一に考えオッズについては考えないようにしてください。

単勝オッズの妥協範囲点を×1・9~×2・4~×3・7ともう一段階前に数値を用意してください。

 

これでも的中しないのなら、もう一度すべてを読み直して購入にいたるまでの経路を再確認してください。

よほどのことがない限り、ほとんどの場合単勝オッズ×1・9~×2・0~×2・1に収まっているはずです。

 

このあたりを狙ってみて、自身が的中よりも利益先行した考え方になっていないかどうか振り返ってみてください。

これでも的確な答えが見えない方の場合はもう一歩段階を下げて考えます。

 

 

52.続・利幅をつくる

 

本当はしてはいけないことなのですが、単勝で購入したところで的中することはまずあり得ない、

とまで行き着いてしまった方はもう一段階下げて複勝で購入することをお勧めします。

 

そのかわり購入するレースを1日につき一つに絞り、かつ最も高いオッズになるところを狙います。

『必中』する複勝馬券の中で、最もオッズが高いものです。

一種の逆療法です。

 

常識的に考えられるオッズ範囲の複勝オッズ

×1・3~×1・7~×1・9~×2・3といったところではなく、

複勝オッズ×3・4を超えるところを基準に考えます。

 

きちんとした狙い方があるので、目を付けるところ等について記していきます。

 

 

53.複勝馬券の狙い方

 

複勝馬券なんて当たり前のように的中するもので、

だから利益も薄いとお考えの方がたくさんいらっしゃるように思います。

逆です。最もカンタンで最も難しい式別です。

 

展開・場適性・各開催競馬場のコース形態を熟知していないと的中なんてとてもムリなことです。

 

コース形態を知った上で、さらに各距離でのペース・流れも知らないといけません。

着順の1つ・2つは、前半の位置取りだけですぐに入れ替わってしまいます。

 

位置取りに関しては騎手のクセもあるのですが、最も心理的負担を軽くするための方法として

まず、『逃げ馬』『先行馬』を狙い、前の馬がラクに競馬をするレースを選択します。

 

隊列を読むことができるとさらに心理的な負担が軽減します。

『逃げ馬』を選択するなら、2番手・3番手に追えない騎手・休養明け・大幅馬体減などの馬が付いて来ていること、

『先行馬』ならすんなり2番手に付けることができる馬・騎手を選択します。

 

そして、3着までに何としてもゴール板を駆け抜けることができる・貼り付くことができる馬を選択します。

数回試行錯誤して、軌道修正してください。

 

 

54.3歳馬と古馬の斤量差

 

夏から考えると非常に難しいのですが、逆から考えると納得していただけるかと思います。

成長するにつれて、斤量にさほど差をつけなくても能力の差がなくなってきます。

 

その最終地点を12月に置きます。

12月から1ヶ月ごとに1kgづつ増量すると夏までの斤量問題が解決します。

 

<古馬との斤量差>

 

12月 1kg

11月 2kg

10月 3kg

 9月 4kg

 8月 5kg

 7月 6kg

 6月 7kg

 

初めての古馬との混合戦では、3歳馬はまず能力を十分に発揮できません。

ペースの違いに戸惑います。

そして、純粋に実戦・経験不足が影響します。

 

どれだけ強い馬でも、初戦は見送るようにしてください。

 

6月・7月でも斤量差は3kgしかありませんので、これだけの差ではどうしても勝つとまではいかないからです。

さらに降級馬の存在も加味してみると納得していただけるかと思います。

 

 

55.運用と錬金

 

この額面(枠)でいくら使うか、それともこの額をいくらにするかということなのですが、

この考え方についてしっかり把握していないと、お金がいくらあっても足りなくなります。

 

10000円持っていて、この額面でいくら使うかという考え方をしていると、

いつまで経っても使うことにしか気が行かなくなり、お金を積み上げていくことに対しての感覚が身に付きません。

 

毎回毎回、いくらをいくらにするという感覚を持ってください。

10000円を持っているのなら、毎回10000円を20000円にする。

5000円なら、毎回5000円を10000円にする。

 

利益額を設定するということで置き換えることもできます。

毎回、持ち金額からプラス5000円・10000円にする。

 

運用しようとする方は、まずたくさんの資金をストック(貯め置き)しておいて、その地点から始めようとします。

5000円を10000円にしたい、でも外すといけないから50000円用意しておいて、減っても大丈夫な状態しておこう。

余計な安心を作るために心にスキができてしまいます。

 

一方、錬金という考え方は、お金を作り出すというところから考え方がスタートします。

この計画書の考え方は、錬金型の考え方を基礎として作成しています。

すべてを設定して1回限りの投資で完結します。

 

・利益目標額を設定

・投資金額を設定

・購入

 

このサイクルの繰り返しです。

資金の目減り・上下などの考え方は入ってくることはありません。

 

一度資金投入があれば、その日はそれ以上購入がない設定にしていますので、

毎回心理的にもリセットできるようになっています。

この違いについて十二分に理解してください。

 

 

56.競馬の開催は土日ですが・・・

 

競馬の開催は土曜日・日曜日の二日間ですが、競馬に関しての情報は毎日流れています。

 

新聞その他で情報を手に入れてください。

ということではなく、予習・復習をして余念のないようにしてください。

 

日曜日の夕方には、翌週の特別レース登録馬が発表されます。

そして、木曜日の夕方に枠番までは出ませんが出走馬名表が発表されます。

ここの検討も競馬の日課として取り入れてください。

 

木曜日の夕方の出走馬名表が発表されてから、土曜日・日曜日のレース観戦をして復習して、

翌週の特別レース登録馬の力関係を把握して競馬に関しての1週間が終了します。

 

もし、スポーツ新聞で情報を取り入れようと思う時間があるのでしたら

出走予定馬の過去のレース観戦をしてレース振りを確認してください。

 

あくまで大事なものは、自分自身の眼で確認することです。

常日頃からそのことを忘れないようにしてください。

 

 

57.参入クラス

 

どのクラスを対象に資金を投じればいいのかが分かれば、利益をつくりやすくなります。

順々にクラスごとの考え方を示していきます。

 

まず新馬戦ですが、過去のデータは皆無です。

調教・パドックが頼りになります。

これでは参入できないですね。

 

次に未勝利戦です。

力関係が見えやすいのは確かです。

 

馬齢も限られており、強い馬から順に上のクラスに上がっていきますので、取り残された強い馬から選択すればいいだけです。

参入しやすいのですが、未出走馬の力の把握ができません。

 

最も参入しやすいのが、古馬500万下戦です。

降級馬と現級馬で最も力の差が開いているのがこのクラスです。

 

そして、下から上がってきた未勝利戦の勝ち上がりの馬と現級最上位の馬で最も差が開いているのもこのクラスです。

選択に困ったときは、このクラスで勝ち馬を選択するのが最も無難になります。

 

1000万下クラスは、最も荒れやすいとよく言われていますし、現によく荒れます。

参入するにはかなり正確な根拠が必要となりますので、確信がないときはこのクラスでの資金投入は避けるようにしてください。

 

1600万下クラスですが、能力が拮抗していて勝ち馬を選び出すことがかなり難解になります。

1000万下クラス同様見送ったほうが賢明です。

 

OP戦ですが、重賞での常連がたまにローテーションが合わないためにOP戦を挟むことがあります。

実は、このクラスは高配当を捕まえるには向いている条件です。

 

重賞で着順を落としていると、終わった馬と感じてしまうことも多いのですが、

メンバーが全く異なりますので自然と上位にランクされて当然のはずですが、オッズ・人気的にはそうはいかないです。

不当な不人気になります。

 

少額での投資金で、ちょっとしたラクをするには適しています。

根拠がないと狙い打つことができないので、注意が必要です。

 

重賞レースですが、GⅠ・GⅡ・GⅢと順にメンバーが揃ってきます。

格についてしっかり並べ替えることができ序列を作り上げることができれば、投資は可能になります。

 

結論として、参入して利益を出しやすいクラスを順に記すと、

 

・500万下

・OP戦

・重賞

・未勝利戦

・1000万下

・1600万下

・新馬戦  になります。

 

 

58.余計なことはしない

 

1日1鞍で購入するのなら、さほど意識はしなくても構わないと思います。

どうしてもたくさん購入したいレースがあると、あれもこれもとなってしまうのが人の心理ですので、解決策を示しておきます。

 

投資対象レースは設定した金額で購入して、その他のレースで

どうしても購入したいレースがあるのならそのレースをすべて100円で購入します。

 

『買いたい』という欲の抑止のためです。

実践してみて確認してみてください。

 

的中率の操作という根拠のない非科学的な要素もあります。

根拠のない余談ですが、勝負レースをしっかり的中させるために適度に不的中を交えておくと回収率は向上します。

 

的中率は30%でしたら、100回投げると30回は的中するわけです。

勝負レースを残りの70回の中に含めないために、適度に捨て馬券を用意しておきます。

 

気休め的理論ですので、そのまま読み流してください。

 

 

59.拾う

 

一つ一つ丁寧に『拾う』という感覚で馬券を購入してください。

言うのはカンタンですが、実行するのはつらいですね。

 

あまり使いたくない言葉なのですが、『執念・精神力』というものがものをいいます。

 

自分のアタマでしっかり考えて、最後の最後まで考え抜いて、

レースを選択して絞り切って、一つ一つを丁寧に拾い上げて、お金を積み上げていきます。

 

1日に1つのレースに絞ることは本当に難しいことだと思います。

レース選びなんて、どれでもいいじゃないかとついつい思ってしまいがちです。

 

ですが、細心の注意を払って最大の利益を出す方法を見つけていかないと、利益構築ができないのも事実です。

 

レンガを一つ一つ積み上げて、家を建てるようなものですね。

最終的な結果が出るまで時間はかかりますが、数年後に振り返るとしっかりとした結果が出ているように、丁寧な取組みを心がけてください。

 

 

60.最初の2~3年は報われない

 

こう書いてしまうとショックを受ける方もいらっしゃると思いますが、事実として受け止めてください。

まったくの手探り状態から始められる方は、何がなにやら分からないところから取り組むわけです。

 

まったくの白紙から自分で図面を書き上げて、色付けしていきます。

途中で挫折しようになったり、ついつい投げやりになったりしてしまう時期もあるかと思います。

ですが、完全に自分の力でお金を稼いでいくわけですから、苦労を伴うこともしっかり肝に銘じてください。

 

精神的に安定して、平常心でこのスタイルに転換して

しっかり運用できるようになるためには、最低でもこのくらいの期間が必要だと感じます。

 

それまでは、馬券でお金を使うことに慎重になり過ぎるほどでちょうどいいと思います。

運用額も低めに設定して、この計画書の仕組みをしっかり理解してください。

理解した後、徐々に額設定を上のラインへ書き換えてください。

 

ムリな設定をして、すぐに破綻するようなことは決してしないでください。

 

 

あとがき

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

1年・2年とこの方法を実践していく上で馬券での収支を安定させることができれば、

あとは機械的に一覧表を見て金額を投じるだけで利益を計上できる形に仕上げました。

 

競馬という単なるゲームのようなものですが、気を抜くとすぐ危険な目に遭います。

山登りと同じです。

 

競馬というものに参加して、本気で利益を計上しようとするならこのことを肝に銘じておいてください。

じっくり何度も読み返して、自然にこの計画書に書いてあることを実行できるようになってください。

 

実際に一読されてどう思われましたでしょうか?

何度も読んでいただいて、実際に試して運用してみてジワジワと文意が把握できる内容も含んでおります。

サラッと読んで納得できる部分、そして納得できない部分もあるかと思います。

 

なぜなら、読んでみて「当たり前」のことがたくさん書いてあるからです。

その「当たり前」に気付くか気付かないかです。

 

気付いていてもなかなか実行できないので、どうすれば実行できるようになるのかを頭をひねって考えました。

そして、ようやく気付いたことは「文章化して読んでいけばいい」ということでした。

 

さらに、「読む」→「試す・実践する」→「読む」を繰り返すことにより、

意識しなくても自動的に運用できるように『刷り込み』をするこということです。

 

何も考えなくても、無意識のところで最適な選択ができるようになるまでがんばってください。

 

この計画書は、これから利益を生み出すためのきっかけです。

このきっかけを有効利用してどこまでも利益計上してください。

 

短文ではございますが、これをもって結びとさせていただきます。

ありがとうございました。